梅雨から夏の暑い盛りに向けて、さっぱりするお茶を選んでみました。
水分やミネラルやビタミンをお茶で摂って、楽しく過ごしましょう。
目次
ジャスミン茶(Jasmine tea)
爽やかで華やかな薫りで、花茶の中の女王を呼ばれるお茶です。
茶葉にジャスミンの薫りを吸着させたものです。茶葉は烏龍茶や白茶が使われます。
集中力をアップさせてくれたり女性ホルモンを調整してくれる働きを持っています。脂肪を落とす効果もあるので夏に向けてからだを整えるのにも適しています。ビタミンCやEやミネラルも豊富で美肌効果もあります。カフェインは入っていません。
沖縄で「さんぴん茶」とも呼ばれ親しまれています。
緑茶(Green Tea)
梅雨の時期には食中毒の予防に効果があります。
飲んだ後の爽快感や殺菌効果が期待できます。他にも免疫力のアップや、ストレス解消や記憶の向上といった効果も科学的に証明されています。水出しで抽出するとストレスを軽減する効果をもつテアニンや免疫細胞を活性化するエピガロカテキンを効果的に摂取できます。
煎茶や抹茶も緑茶に入ります。日本でもっともよく飲まれているお茶です。
白茶(はくちゃ・しろちゃ・ぱいちゃ White tea)
中国の福建省や湖南省で主に生産されている中国茶です。
水分を飛ばし、熱を加えずにゆっくり微弱に発酵させたお茶です。様々な茶の種類の中で、最も抗がん物質が多く含まれます。
「白毫銀針」「白牡丹」「寿眉」の茶葉が知られています。
ミントティー(Mint tea)
清涼感のあるメントールの薫りが印象的なお茶です。
殺菌作用や抗ウィルス作用があります。また発汗作用にも優れていいます。そのままミントの葉をちぎって煮出す方法と乾燥させて細かくした茶葉を煮出す方法があります。
ミントの茶葉には、ブラックペパーミントやホワイトペパーミントなど様々な種類がありそれぞれ風味が異なります。二日酔いや夏バテにも効果を発揮します。
カルダモンティー(Cardamom tea)
カルダモンはスパイスの王様と呼ばれるインド原産のスパイスです。
チャイとして親しまれている牛乳とシナモンと一緒に煮出して飲みます。消化促進作用もあるので食欲が落ちている人にもおすすめのお茶です。
プーアル茶(普洱茶 Pual tea)
梅雨の時期にはいい具合に湿気を含みよりおいしくなります。
梅雨の時期の消化を助けてくれます。
老木から作られていることが多い普洱茶はミネラル濃度が極めて高くなります。また普洱茶の効果として血圧が下げたり血液循環が促すことも知られています。